就職と一言で言っても、その選考基準も入社後の環境も、そこで求められる「社員のあり方」も、その会社によって、大きく異なります。ところが、情報誌や書籍、就職セミナーなどで提示される企業情報や経営論のほとんどは、大手企業の話ばかりであるのが実態です。

そこで、大手企業が紹介されつくしていることから、対極にある中小零細企業の情報を提示し、そのプロ・コン(長所と短所)を具体的に理解して頂きます。

「大手企業の福利厚生の一環である社宅制度は、安価ですが、同僚や上司に取り囲まれて暮らすことが本当に嬉しいことなのだろうか」。そんなことを皮膚感覚で想像して貰えれば良いと思います。

キーポイント

(1) 大手企業と中小企業の境界はどこか
(2) 大手企業と中小企業では、雇用・昇進にどのような特徴があるか
(3) 大手企業と中小企業では、社員の動機付けはどのように異なるか
(4) 大手企業と中小企業では、販売戦略はどのように異なるか
(5) 大手企業と中小企業では、経営方針の決定方法に違いはあるか
(6) 大手企業と中小企業では、経営不振の組織的背景はどのように異なるか