「キャリア」同様、「資格」と言う言葉を伴って、「スキル」と言う幻想が流布しています。

学生達に、
「『私は企業経営について理解を深めるために簿記を勉強し、簿記三級を取得しました』と面接で言うような学生を、私なら即刻落とす。努力したことを表現したいのは分かるが、完全に勘違いの人であり、簿記三級では経営を理解できる訳がない。それに新入社員には、経営以前に山ほど学んで貰うことがあるから」と聞かせています。

組織の一員となるからには、組織が要求することにうまく対応してゆくことが必要であり、その熟練がスキルと言うことです。資格は自分ができることの証明なので、興味のないものや当面使うあてのないものを取得して誇示しても意味がありません。

そんな「スキル」や「資格」の実際を学んで頂こうと思います。

キーポイント

(1) スキルとその(検定などの)測定方法・(研修などの)促進方法はどのようなものなのか
(2) 資格にはどのようなものがあるか
(3) 資格を持つことのプロ・コンは何か
(4) 新入社員に雑用は必要か
(5) 新卒者に企業が求めるスキルとは何か