就活中に履歴書を何十枚と書く学生達も、その履歴書が企業においてどのように扱われているかについて、ほとんど想像しません。

「この人に会ってみたい」と担当者に思わせる、いわゆる「光る履歴書」は選考側の経験をすれば誰しも分かるようになってきます。そのスクリーニングに残るためには、公式のような履歴書作成マニュアルに従うのではなく、企業はどのように自分を評価し、その枠の中で何を訴求するかを練る必要があります。

面接に関してもほぼ同様です。企業にとって採用は通常、最大の投資であり、その企業と数年から数十年にわたる付き合いの可否を決めるたったの数分と、面接を位置づけると、マニュアルなどを読まなくても、何をすべきかは見えてきます。

キーポイント

(1) 履歴書の内容で、何がチェックされるのか
(2) なぜ面接は必要なのか
(3) 選ばれるために、面接では何を心がけるべきか
(4) 「なぜ弊社を選びましたか」は、なぜ問われ、それに対してどのように答えるべきか
(5) 面接を「会社を選ぶ場」と捉える時、どのような点に着目すべきか