大手企業における就活サイトの活用はいまや常識ですし、エントリーシートもウェブ上で書き込みとなっていることさえ全く珍しくありません。しかし、中小零細企業における採用では、ウェブの求人も半年以上更新されていず、企業概要のページでさえ、更新状況が怪しいものが多々存在します。
また、ホームページの内容も、制作業者にマル投げで作成されたため、その企業の本来の姿を表わしていず、耳触りの良い経営理念や方針が羅列されているようなものがあります。そんないかがわしい内容をベースに「御社の経営理念に共感した」などと志望理由を述べても、面接官には何らの訴求にもならないことでしょう。
地域の案件数が少ない中での就活サイトの活用方法や、良くてもジャバ・スクリプトの簡易なエントリーフォーム程度、普通ならメールをゼロから自分で書かざる得ないような、ITによるエントリー体制などを想定した、企業への応募までの流れを考えてみます。
主な論点
(1) 企業ホームページ情報の信憑性
(2) 就活サイトの内容
(3) 企業の就活サイト活用
(4) 就活サイトの選択
(5) 就活サイト活用の事前準備