就労観教育基本第一コースでも、講義の半分を費やして説明した面接ですが、ここではさらに一歩踏み込んで、企業は具体的にどのようなポイントを見るために面接を行なうのかを考えてみます。

就活のマニュアルには、主な質問に対する望ましい回答が掲載されており、その丸暗記では通用しないことがどれだけ語られようとも、実際に面接側に立ってみると、学生達の回答は大同小異であることは否めません。

一方で、学生達が面接において強調したがるポイントと採用側が重く評価しがちなポイントは食い違っていると言うデータもあります。そこで、この講義では、学生用の就活マニュアルではなく、採用側が用いるマニュアルを参考に、企業は何をどう見るのかを説明致します。

また、面接の際のマナーも、企業は可能な限り自社による教育が必要ない人材を雇う筈でしょうから、就活マニュアルではなく、社会人向けビジネスマナー本などを参考にします。

主な論点

(1) 企業が面接を行なう理由
(2) 企業が面接時にチェックするポイント
(3) 企業がよく問う質問
(4) 面接の各種形態
(5) ポイント研究から分かる、面接のための事前準備