企業研究もまた、大都市の有名大学学生を対象として書かれたと思われる一般的なマニュアルでは、どうも痒いところに手が届きません。
中小企業の多くは、会社四季報にも掲載されていず、与信調査の企業DBでも、売上額さえ当てにならないような数字しか開示されていません。合説に出展してくる企業も決まりきっていて、ホームページもないような企業も多々存在します。
小売業などなら店舗を見に行けますが、それ以外の業種では、会社を見に行くこともままなりません。OB・OG訪問以外にも、地方都市の狭い人間関係から、その企業を知る人を見つけると言うプロセスが最初から必要になることでしょう。そのためには、狙う企業を予め絞り込んでおかねばならないということになります。
このような観点から、企業をどのように研究するかを、じっくり考えてみます。
主な論点
(1) 企業DBの活用
(2) 企業関係者のヒアリング
(3) 各種説明会への参加
(4) 各種就労体験の実現
(5) 企業研究の事前準備