■各種の対象に対する多様な目的の広告出稿のアイディア出しから企画・実現までをお手伝いします。

広告というと、「そんなカネはない。売るために営業がいるのだから必要がない」と頭から思い込んでいて、必要性を感じていないオーナー経営者もいたりします。しかし、広告には多種多様な種類と多種多様な目的があり、必ずしも大金を要するものばかりでもありませんし、購買客集めばかりが目的でもありません。

たとえば、後述するような「オウンド・メディア」などのほとんどは制作に当たった人件費以外のコストはかなり低いものと思われますし、寧ろ、「払ったカネ」そのものよりも、「入って来るカネ」とのバランスの方が大きな問題であるものと思います。

営業担当者(や販売担当者)が存在してその人件費のモトを取らねばならないから、広告は後回しと言う発想も、このようなコスパ評価で考えれば納得はできます。しかし、営業担当者(や販売担当者)の質は個人によってバラつき、安定した成果を上げるのは困難です。営業担当者の個人的能力や資質への依存度を下げて、広告などを中心とした「営業(・販売)インフラ」を構築した方が、営業成績(・販売成績)は安定し、計画性も増し、伸びやすくなることでしょう。

広告の対象も必ずしも購買客とは言えません。まず一口に購買客と言っても、見込客もいれば、リピート客もいるでしょう。さらに、自社を認知していても対象商品を認知していない人もいれば、自社も何も認知していない人もいます。このような違いを意識せずに広告出稿をすることは失敗のもとです。また、後述するように、「お客」が対象ではなく、求職者を募集することや、社内報や各種告知を含む社内の人員に対する呼びかけや、地域の人々に対する告知や報告や、外部の株主に対する告知なども、広告の範疇に含めて考えることができます。

弊社では過去に上述のような多種多様な人々に向けての多種多様な形の情報発信の企画立案代行と実践指導を行なった実績があります。お困りのこと、検討中のことなどがありましたら、是非ご一報いただきたいですが、その際には、以下の各種の広告に関する議論に一通りお目通しをお奨め申し上げます。「どのような人々に対して何を目的としてどんな告知をするのか」をお打ち合わせの前に検証していただくことで、やるべきことがかなり明確になるものと思います。

なお、広告の分野は広く、その分類や手法によって各種の説が入り乱れており、何を「広告」と定義するかもバラバラです。このページでは、「特定の個人・法人を対象とせず、人間の肉声を媒体としない情報発信の手法」を取り敢えず広めに「広告」と捉えています。