退職する従業員が多い
- 元々辞める人数が多い・定着率が悪い
- 自分の会社のことを悪く言う社員が多い
- 優秀な人材が辞めていくことになってしまった
- 女性社員が辞めていく
- アルバイトが特に辞める
中小零細企業の場合はコスト面で何度も採用活動を繰り返すことが難しいため、採用の段階で退職しそうな人を入社させないことが非常に重要です。また、退職者の比率が従業員数に対して高まると、「退職者が多いこの会社はダメな会社ではないのか」「他にも良い会社があるのではないか」という疑惑を生み、社内の士気にも関わります。
離職率を抑えるためには、従業員全体の労働観を理解する必要があります。よく、「若い人が何を目的に働くのかがわからない」と言いますが、若い人だけではなく、従業員全体の労働観が分からなくなってきています。よく「給料が高ければ人が集まるし辞めない」と誤解している人もいますが、お金のために働く人はあまりいません。そういった根本的なことを理解しないまま働くことへの動機づけをしようとするので、退職者がなかなか減りません。
新入社員にしても、中堅社員にしても、従業員への動機づけを見直していくのが一番の処方箋です。また、採用段階で他社と差別化された自社の魅力をしっかりと伝えることで、辞めにくい人を雇うこともできるようになります。